仙台育英・須江監督、ナインに前向きメッセージ「前例のないことをやってやろう」

[ 2020年5月21日 05:30 ]

夏の甲子園、地方大会中止

仙台育英の須江監督
Photo By スポニチ

 仙台育英(宮城)の須江航監督(37)は、ナインと共有するグループLINEに「ここからがスタートだ。ないからできることを、前例のないことをやってやろう。自分を親を仲間を地域を完結させよう。私たちの歩みが誰かの道となると信じて、みんなとともに歩もう」と前向きなメッセージを送った。

 センバツ中止も経験したチームは、4月12日の休校後もウェブ会議システム「Zoom」でミーティングを続けた。野球だけでなく、ときには時事問題なども討論。田中祥都主将(3年)は「普通の4、5月では学べないことがたくさん学べた。モチベーションも下がることなく、キープできた」と振り返る。

 須江監督は東北3チームでの「限定センバツ」を模索。また、地域への貢献として、小中学校を対象とした野球のイベントや運動会、文化祭の開催も検討している。 (川手 達矢)

続きを表示

この記事のフォト

2020年5月21日のニュース