ソフトB・工藤監督「球児たちに次のステップにつながる舞台を」

[ 2020年5月21日 05:30 ]

夏の甲子園、地方大会中止

名古屋電気高校(現・愛工大名電)時代の工藤公康投手
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 ▼ソフトバンク・工藤公康監督(名古屋電気=現愛工大名電で81年夏に出場)私自身も甲子園の舞台に立つことを夢見て練習に取り組み、そこでプロの扉が開かれた身なので、球児たちの気持ちを思うと何ともやりきれません。今後何かしらの形で、球児たちのために次のステップにつながる舞台が整えられることを切に願います。

 ▼ヤクルト・高津臣吾監督(広島工で86年夏など2度出場)野球を始めた頃からの大きな目標の甲子園がなくなったことは我々が想像するよりはるかに大きな寂しさ、悔しさを持っていると思います。しかし同じ野球人として、これからも野球を愛し、楽しんでくれることを望んでいます。

 ▼日本ハム・栗山英樹監督(出場なし。かつて熱闘甲子園のナビゲーターを務める)これ以上の苦しみはないと思いますが、だからこそ飛躍的な成長ができるチャンスです。人生は納得いかなくても受け止めなければならない時がある。その感情を今後の人生で何倍にもして返すぞ、と前を向いてほしい。

 ▼ロッテ・井口資仁監督(国学院久我山で91年夏出場)どんな言葉も今は無力かもしれませんが人生はチャレンジの連続でその中でさまざまな目標設定をしていくということです。一つの目標に向かって頑張った日々は消えません。これからも同じように目標に向かい進み続けてください。

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2020年5月21日のニュース