西武・鈴木敬洋スカウト ドラ7上間は「気になっていた存在」 自主性備われば「“はなまる″を」

[ 2020年5月21日 10:19 ]

スカウトからの手紙を受け取った西武・上間(球団提供)
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 西武は10日から、スカウト陣の新人9選手に向けた手紙の公開を開始した。21日の第8回は、鈴木敬洋スカウトが、ドラフト7位・上間永遠投手(19=四国・徳島)に向け手紙をつづった。

 「“有望株が入ってきたぞ!”と早い段階から噂を聞いていて、とても気になっていた存在だったね。

 徳島インディゴソックス入団1年目の4月からしっかりローテーション入りしていたし、マウンドでの物怖じしない太々しい態度は、とても高卒1年目とは思えなかったよ。

 内角も強気でいくし、打たれても平気な顔をしていて、滅多に見かけないタイプだから大したもんだなと感じたよ。

 その時点でプロとの試合で十分に抑えられるものを持っていたし、投げ幅が広いからウェイトトレーニングで体が大きくなれば、さらにスピードが必ず上がってくるなと期待が持てたね。

 どの球種でもストライクをとれるし、コントロールも良くて、指先まで感覚を持っているから頼もしいよ。

 ただ1つ。どちらかというとマイペースで自主的な練習が少ない。きつい練習には最後までついていく強い心はあるんだから、それがこれからは自主的にできるようになれば“はなまる″をあげたいね。

 最後に。独立リーグでプレーをしてきてNPBに入ったこと、その感謝を忘れずにがむしゃらに泥臭く野球をして欲しい。そして独立リーグからプロを目指す後輩たちのためにも全力で野球に向き合ってほしいと思っています」。

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