楽天・浅村「引き締まる思いでやりました」 ユニホーム着用の練習で開幕へ思い新た

[ 2020年5月21日 18:36 ]

ユニホーム姿で守備練習を行う楽天・浅村(球団提供)
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 楽天の浅村栄斗内野手(29)が21日、楽天生命パークでの練習後にオンラインで取材に応じた。3月30日から39日間におよぶチームの活動休止を経て、5月8日から自主練習がスタート。同20日には選手のグループ分けが6班から2班に再編され、練習時のユニホーム着用も始まった。

 浅村も段階を踏みながら開幕に向けた準備を整えている。この日はシートノックやシートノックで精力的に体を動かし「雰囲気はいい。引き締まる思いでやりました。ユニホームを着てみんなで練習できて一歩進めたと思う」とうなずいた。

 20日に夏の甲子園の中止が決定した。自身は大阪桐蔭で08年夏に全国制覇を経験しているだけに「甲子園があって、ここまで来られた。甲子園に出ると出ないでは違う。自分の中では死にものぐるいでやった。(今年の3年生は)それができないのは残念で仕方がない」と複雑な表情。全国の球児たちには「甲子園だけじゃない、ということは必ずある。切り替えるのは難しいかもしれないけど、目標をつくって頑張ってもらいたい」とメッセージを送った。

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