ソフトバンク・周東、秋山&源田の技術盗む!「弱いところ、打撃見つめ直し、強化」

[ 2020年4月19日 05:30 ]

打撃練習を行う周東
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 今季はバットでも魅せる――。ソフトバンク・周東が18日、ペイペイドームでの自主練習後にオンラインで取材に対応。課題の打撃力アップへ改革に乗り出していることを明かした。

 「弱いところ、打撃を見つめ直し、強化していこうと。ふがいない成績しか残せていない。うまくやっていかないと。強く振ることを頭に、走ることだけじゃなく、今年は打撃でも魅せられるように頑張っていきたい」

 現状のテーマは強いスイング。そのために先月末からヨガを取り入れた。「体が硬いので柔らかくし汗もかこうと。ユーチューブから見よう見まねでやっていました」。さらに動画にかじりつき、同じ左打ちの秋山(レッズ)、源田(西武)と自身の打撃を比較している。「秋山さんみたいになりたいし、しぶとくて相手から見て嫌な打者、源田選手のようになりたい。自分のも振り返ってしっかり見ています」。9日からの自主練習では徹底して打ち込み、この日も野手4人で打撃投手を交代で務めて振り込んだ。

 昨季102試合に出場し、打率・196だったが、25盗塁が評価されプレミア12で侍ジャパン入り。世界が称賛した足で優勝に貢献したが、納得していない。「代表に入る技術はないと感じたし、また選ばれるレベルまで行くしかない」。今季オープン戦では2本塁打を放つも打率・200だった。「オープン戦でコーチや先輩に言ってもらった時のメモと今を見比べ、ここ(自主練習)で処理している」。球界屈指の韋駄天(いだてん)は地道に課題の克服に取り組んでいる。

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