張本勲氏　台湾プロ野球開幕に「大丈夫かなあっていうのが私の考え。やめてもらいたい」

張本勲氏
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　野球評論家の張本勲氏（79）が19日、コメンテーターを務めるTBS系「サンデーモーニング」（日曜前8・00）に出演。日本のプロ野球や大リーグが開幕の見通しが立たない中、台湾プロ野球が12日に無観客で開幕したことについてコメントした。

　台湾プロ野球の本来の開幕日は3月14日だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で2度延期。それでも台湾は感染者388人、死者6人と少なく、無観客で、職員、審判員、公式記録員をそれぞれ2つのグループに分けて一緒に行動しないなど対策を講じ、開催にこぎ着けた。台湾政府から外出禁止令が出た場合や、選手らチーム関係者に感染者が出た場合にはリーグは中断される。

　張本氏は「私ら野球選手上がりですから、やってくれるのはありがたいけどね、危険性のあることをなぜやるのか。台湾は4チームで120試合くらいこなしますから期間的には十分なんですけど、大丈夫かなあっていうのが私の考えですね。やめてもらいたいっていう気持ちですよ」と話した。