選抜高校野球 無観客前提の準備にネット反応さまざま「妥当な選択」「静かな選抜に…」「練習できるの?」

[ 2020年3月4日 18:40 ]

昨年3月に行われた「第91回選抜高校野球大会」開会式
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 日本高野連が4日、大阪市内で会見を開き、第92回選抜高校野球大会(19日から13日間、甲子園)の通常開催を断念し、出場校に対して無観客での開催を前提に準備を要請すると発表。一方で新型コロナウイルスの感染が拡大する中、11日の臨時運営委員会で大会可否の最終判断を行うことも合わせて発表された。無観客で開催された場合でも、開会式は実施しない。これを受け、ネット上ではさまざまな反応が飛び交っている。

 まずは、開催を前提に準備されていることに「とりあえず良かった」「妥当な選択」「中止にならなくて良かった」「やってくれるだけ満足」「無観客でも、春の選抜を開催してあげようと頑張る方針なのは、とても立派だと思う」と安どの声。しかし、無観客となればブラスバンドなど“甲子園の名物”でもあるアルプスの応援がないことから「寂しい」「応援も無しなんて…」「静かな選抜になるのか…」と漏らす書き込みも。

 一方で、現在は部活動を自粛している出場校もあり、「練習出来てない高校はどうするんやろー」「学校休みなのに練習できるの?」と心配するコメントも多数見られた。

 それでも、「がんばれ!」「頑張れ!高校球児!!」「球児には、集中し、真剣に、元気に、のびのび頑張っていただきたい」などとエールが続々と送られていた。

 無観客での大会開催となれば、春夏を通じて史上初。選抜大会は太平洋戦争の影響で1942~46年に中断したが、95年1月に阪神大震災が起きた際は開催が危ぶまれたものの、鳴り物での応援を禁止するなど、災害復興への理解を求めながら開催。同様に2011年の東日本大震災の際も入場行進を一部省略するなどして、予定通りに行われた。

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2020年3月4日のニュース