西武・辻監督続投へ 後藤オーナー手腕高く評価、全日程終了後に正式要請へ

[ 2018年10月1日 06:30 ]

パ・リーグ   西武1―4日本ハム ( 2018年9月30日    札幌D )

<日・西>ナインに胴上げされる辻監督
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 西武・辻発彦監督(59)の続投が30日、決定的となった。昨年のリーグ2位から就任2年目で10年ぶりのリーグ優勝、さらに若手選手の台頭を促進した。

 27日からの本拠地最後の3連戦を視察した後藤オーナーが「人事は全てが終わってからですが、去年はAクラス、今年はずっと首位を走っている」と手腕を高く評価。今季が2年契約の2年目だったが、全日程終了後に、正式要請が行われる見込みだ。黄金期を知る指揮官による常勝軍団復活へ。10年ぶりのリーグ制覇から、辻監督はまず日本シリーズ進出、日本一を目指す。

 ▼西武・後藤高志オーナー うれしい。感無量です。非常にチームが勝負強くなった。辻監督の「負けていてもお客さんを帰さないチームをつくる」というコミットメントがしっかり浸透した。

 ▼西武・渡辺久信SD(自身が指揮した)10年前と同じ(負けて胴上げ)になっちゃったね。勝って決まるのが一番いいけど、優勝したことは変わらない。波なく一年続いて打てた。補強もはまった。チーム全体が力を付けて、うまく辻監督が使いこなしてくれた。

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