ア・リーグの全日程が終了 首位打者はベッツ スネルは投手2冠

[ 2018年10月1日 15:51 ]

ア・リーグで首位打者となったレッドソックスのベッツ(AP)
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 2試合の優勝決定戦を残したナ・リーグと違ってア・リーグは30日までにレギュラーシーズンの全日程を終了。東地区を108勝54敗で制したレッドソックスがプレーオフの第1シードで、地区シリーズではワイルドカード・ゲーム(ヤンキース対アスレチックス=3日)の勝者と対戦。昨季のワールドシリーズを制した西地区覇者のアストロズは、中地区覇者のインディアンズと地区シリーズで顔を合わせる。

 首位打者はレッドソックスのムーキー・ベッツ(25)が・346で初のタイトルを獲得。レ軍の打者が首位打者となったのは、2003年のビル・ミラー以来、15年ぶりとなった。

 本塁打王はアスレチックスの主砲クリス・デービス(30)がメジャー6季目で初のタイトル。打点王は同じくレッドソックスのJ・D・マルティネス(31)で、同選手は打率部門と本塁打部門でともに2位だった。

 投手ではレイズの左腕ブレイク・スネル(25)が最多勝と最優秀防御率の2冠を達成。セーブ部門ではマリナーズのエドウィン・ディアス(24)が57セーブを挙げて1位となった。

 <ア・リーグ打率部門>

 (1)ベッツ(レッドソックス=・346)(2)マルチネス(レッドソックス=・330)(3)アルトゥーベ(アストロズ=315)

 <同・本塁打部門>

 (1)デービス(アスレチックス=48本)(2)マルチネス(レッドソックス=43本)(3)ガロ(レンジャーズ=40本)

 <同・打点部門>

 (1)マルチネス(レッドソックス=130)(2)デービス(アスレチックス=123)(3)エンカーナシオン(インディアンズ=107)

 <同・勝利数>

 (1)スネル(レイズ=21)(2)クルーバー(インディアンズ=20)(3)セベリーノ(ヤンキース=19)

 <同・防御率>

 (1)スネル(レイズ=1・89)(2)バウアー(インデアンズ=2・21)(3)バーランダー(アストロズ=2・52)…

 <同・セーブ数>

 (1)ディアス(マリナーズ=57)(2)キンブレル(レッドソックス=42)(3)トレイネン(アスレチックス=38)

 <ア・リーグ最終成績>

 ▼東地区=(1)☆レッドソックス(108勝54敗)(2)*ヤンキース(100勝62敗)(3)レイズ(90勝72敗)(4)ブルージェイズ(73勝89敗)(5)オリオールズ(47勝115敗)

 ▼中地区=(1)☆インディアンズ(91勝71敗)(2)ツインズ(78勝84敗)(3)タイガース(64勝98敗)(4)ホワイトソックス(62勝100敗)(5)ロイヤルズ(58勝104敗)

 ▼西地区=(1)☆アストロズ(103勝59敗)(2)*アスレチックス(97勝65敗)(3)ダイヤモンドバックス(82勝80敗)(4)エンゼルス(80勝82敗)(5)レンジャーズ(67勝95敗)

 ☆は地区優勝、*はプレーオフ進出

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