大谷、最終戦は4打数1安打!打率・285でシーズン終了

[ 2018年10月1日 06:50 ]

ア・リーグ   エンゼルス5―4アスレチックス ( 2018年9月30日    アナハイム )

<エンゼルス・アスレチックス>9回無死、中前打を放つ大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は30日(日本時間1日)、今季最終戦となった本拠地アナハイムでのアスレチックス戦に「3番・DH」で先発出場。4打数1安打で1年目の通算打率は・285となった。エンゼルスは5―4でサヨナラ勝ちし、80勝82敗となりア・リーグ西地区4位でシーズンを終えた。

 アスレチックスの先発左腕アンダーソンと対戦した初回1死一塁の第1打席は初球のシンカーを叩き左飛。3回1死一塁からの第2打席は、2ボールからシンカーを打ち、痛烈なライナーはアンダーソンの臀部を直撃。打球は一塁方向に転がり、一塁手が二塁に送球してアウトとなった。6回1死からの第3打席は空振り三振だった。9回無死からの第4打席は右腕ハッチャーと対戦し、直球を中前打に運び、マーティの左翼線二塁打で生還。テーラーモードのサヨナラ2ランにつなげた。

 大谷は今季、打者として104試合(代打22試合)に出場し、打率・285、22本塁打、61打点、10盗塁。投手としては10試合に先発登板し4勝2敗、防御率3・31の成績を残し、メジャー史上初の「10登板、20本塁打、10盗塁」を達成した。

 レギュラーシーズン終了後にはロサンゼルス市内の病院で右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けることを表明。投手復帰は1年以上要するため、来季は打者に専念し、2020年に投打の「二刀流」復活を目指すことになる。

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