良太コーチ 首脳陣と若手の橋渡し役に「親身になってサポート」

[ 2017年10月24日 06:43 ]

新井氏はコーチ就任会見で抱負を述べる
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 2軍育成コーチに就任する新井氏は首脳陣と選手の橋渡し役に名乗りを上げた。現役時代は中日、阪神の2球団で今季まで12年間プレー。年齢も34歳と若く、若手中心の2軍では兄貴分としての役割を自覚した。

 「歳も近いですし、僕に言ってきやすいところもあると思う。そういう面でもより親身になって、サポートしていきたいと思う」

 13年には自己最多の119試合に出場して魅力ある長打力を買われて4番としても活躍した“実績”があり、次代の長距離砲育成にも期待。2軍コーチ陣で「打撃」の肩書が付いているのは浜中コーチの一人だけで、高野栄一球団本部長は「サポートになりますけども、新井を主に(打撃指導に)あてたいなと思っています」と実質的には兼務させる方針を明かした。

 所信表明で強調したのは現役時代と同じ姿勢だった。「こればっかりはやってみないと分からないので全力でぶつかっていきたい」。金本監督からも「頼むぞ」と激励され、きょう24日の秋季練習から初指導。新スタッフの最年少コーチとして若虎を鍛え上げる決意だ。(山本 浩之)

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2017年10月24日のニュース