由伸巨人 併殺地獄でCS遠のく 球団ワーストあと1

[ 2017年9月24日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―3広島 ( 2017年9月23日    マツダ )

<広・巨>9回1死一、二塁、坂本は併殺打に倒れ引き揚げる
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 巨人はCS進出が遠のく1敗となった。2―3の9回1死一、二塁。3試合ぶりに3番に座り2安打を放っていた坂本勇が、三ゴロ併殺打でゲームセット。試合後は無言で車に乗り込んだ主将に、高橋監督は「そこまでいい当たりがあったけど、勝負どころで頑張って何とかしてくれないと」と奮起を促した。

 打線は広島の3倍となる9安打を放ちながら、今季最多タイの4併殺打でチャンスをつぶした。123併殺打はリーグワーストで、14年に記録した球団ワースト記録に1と迫った。村田ヘッドコーチは「打ちたい気持ちがあるんだからしようがない。一戦必勝でやっていくしかない」と切り替えを強調した。

 優勝した広島相手に7勝止まりで同カード18敗は球団ワースト記録。CS進出を決めて勝ち進めば、再び対戦する可能性があるだけに、指揮官は「今どうこうではない。今後の課題」と話した。3位・DeNAとは1・5ゲーム差で残り7試合。どんな内容でも、勝利だけが求められる。 (川島 毅洋)

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2017年9月24日のニュース