ロッテ井口 現役21年「自分自身の宝」 引退後は「野球振興に尽くし恩返しを」

[ 2017年9月24日 18:57 ]

パ・リーグ   ロッテ4―3日本ハム ( 2017年9月24日    ZOZOマリン )

<ロ・日>引退のあいさつをする井口
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 ロッテ井口資仁内野手(42)が自身の引退試合となる24日の日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)に「6番・DH」で出場。1―3と2点ビハインドの9回の第4打席では劇的な同点2ランを放ち試合を振り出しに戻すなど5打数2安打2打点と大活躍した。試合にはロッテの選手全員が井口に内緒で背番号6を着用して登場。引退試合を盛り上げた。

 試合後の引退セレモニーで井口は「ホークスで8年、アメリカで4年、マリーンズで9年、常にチャレンジを忘れずトライし続けてきました。ファンの皆様、本当にありがとうございました」とファンに挨拶。

 現役時代を振り返り「入団当初の目標だった、2000本安打、メジャー挑戦、40歳まで現役…。他の選手では経験できないことを経験させていただきました。これらは自分自身の宝となりました」とすっきりした表情を見せた。続けて「小さいころからの夢だったプロ野球選手。あすからは次の目標に向かって精一杯頑張っていきます。野球振興に尽くすことで皆様への恩返しとしたい」とこれからも野球人生が続くことを宣言した。

 最後には「我がマリーンズ、このような順位で終えるチームではありません。ぜひ今以上に熱い応援をお願いします」とファンに頭を下げ、「選手の皆さん!この悔しさをファンの皆様とぶつけて、マリンにチャンピオンフラッグを立ててください。期待しています」と後輩たちを激励。球場は大歓声に包まれた。

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