村田、笑顔なきヒーローインタビュー「チャンスがある以上は上を…」

[ 2017年9月24日 21:33 ]

セ・リーグ   巨人5―3ヤクルト ( 2017年9月24日    神宮 )

<ヤ・巨>3回2死一、三塁、右前に勝ち越しの適時打を放つ村田(投手・ブキャナン)
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 0―2で迎えた3回。巨人は2死満塁から阿部の中前2点適時打で同点に追いつき、なお、一、三塁の場面。村田は2ボール2ストライクから7球目、148キロの甘く入ったストレートを右前に弾き返した。

 「2アウトからフォアボール3つで満塁になって(4番の)阿部さんがで同点に追いついてくれたので、なんとかこの回一気に逆転したいなと思って打席に入りました」

 ヤクルトの先発ブキャナンの突然の乱調に乗じての逆転劇。殊勲の一打を放った村田だが、ヒーローインタビューでも全く笑顔は見せなかった。

 CS進出を争う3位DeNAとは1・5ゲーム差。直接対決は残っておらず、自力でのCS進出の可能性はない。「負けられない試合が続くので、集中力を持って戦っている。チャンスがある以上は上を目指して頑張っていきたい」。村田の言葉がチーム全体の思いを代弁していた。

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2017年9月24日のニュース