今季限りで退任 掛布2軍監督「充実した4年間。背番号31にも感謝」

[ 2017年9月10日 12:03 ]

阪神2軍練習で報道陣の取材を受ける、今季限りで退任することが明らかになった、阪神・掛布雅之2軍監督
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 10日に今季限りでの退任が正式発表された阪神・掛布雅之2軍監督(62)が、兵庫県西宮市内の鳴尾浜球場で会見を開いた。

 「指導した若手が、1軍でそれなりに活躍してくれたりだとか、これからも何人か1軍で出てくると思う。そういう意味では充実した4年間だった」

 13年10月にGM付育成&打撃コーディネーターに就任。16年からは2軍監督として現役時と同じく背番号31を付けて、若手の育成に力を注いできた。「僕はもう、選手が付ける背番号だと思っていた。ただ、背番号31を付けて、これだけファンの方が球場に足を運んでくれてスタンドで見てくれたということは、背番号31にも感謝している。ファンの方の目の力という部分が、選手を育ててくれたというのはある。僕やコーチがやる以上にね。ファンの目が選手を育ててくれたと思う」。

 昨年2月の高知・安芸キャンプでマンツーマン指導した高山が、昨季の新人王を獲得するなど一定の成果を残した。2年目の今季は、9日時点でウエスタン・リーグ110試合47勝55敗8分けで最下位。28日広島戦(鳴尾浜)がラストゲームとなる。今後の去就について、球団側はアドバイザーとしてフロント入りを申請している。

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2017年9月10日のニュース