いずれもゲーム差なし　イースタン、ウエスタンとも激しい首位争い

　プロ野球のファームは３日、ファーム交流戦を含めてイースタン、ウエスタン両リーグで計６試合が行われた。イースタンは首位・楽天と２位・巨人、ウエスタンは首位・中日と２位・広島がいずれもゲーム差なし。楽天と巨人は２厘差、中日と広島は８毛差の接戦を演じている。

　巨人―ソフトバンクのファーム交流戦は巨人が７―４で逆転勝ち。先発・今村が６回８安打３失点で６勝目（４敗）。４番・岡本が３安打１打点だった。

　楽天は西武戦（西武第２）に３―１で勝利。クルーズが初回に先制１１号ソロ。先発・古川は７回６安打１失点で６勝目（４敗）を挙げた。西武は田代が３回に今季１号ソロ。

　ヤクルトはＤｅＮＡ戦（戸田）に５―４で逆転勝ち。西浦が３回の２号２ランなど３打点の活躍。ＤｅＮＡは先発のドラフト４位ルーキー・京山が７回１／３を６安打５失点（自責４）で５敗目（３勝）。

　日本ハム―ロッテ戦（ＪＣＯＭスタジアム土浦）は日本ハムが２―１。８回に１番・平沼が決勝の右越え三塁打を放った。８回の１イニングを抑えた公文が２勝目。

　広島―阪神戦（広島県北広島町）は広島が１０―６。バティスタが１８号ソロ、１９号２ランと２打席連続本塁打を放ち、両リーグ単独トップに立った。阪神は陽川が１７号２ラン。

　オリックスはウエスタン・リーグ首位の中日戦（福井）に５―４で勝利。３番手で２回を２安打２失点の佐藤世が２勝目。園部が７号ソロ。中日は赤坂が３号２ランを放ったが及ばなかった。