青木 メッツ移籍、野茂に次ぐ7球団目 来季へ大事な残り試合

[ 2017年9月3日 05:30 ]

メッツに移籍することになった青木(AP)
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 ブルージェイズを自由契約(FA)になった青木宣親外野手(35)のメッツ移籍が1日(日本時間2日)、決まった。今季3球団目の所属先で、メジャー7球団は日本選手では野茂英雄の8球団と並び最多。両リーグ計6地区全てでプレーする初めての選手となる。

 8月28日、アストロズから移籍して1カ月足らずでブ軍のメジャー40人枠から外れた。「自分を欲しいと言ってくれる球団が出てくるなら、まだ(米国で)プレーしたい」。同29日にFAに。プレーオフ出場が可能な移籍期限の同31日までに新天地は決まらなかったが、来季契約に向けた好機が訪れた。

 メ軍はプレーオフ進出が絶望的。本来なら若手起用に切り替える状況でのベテラン獲得は、来季編成も見据えた措置とみられる。チームは外野手不足。8月に入り、その時点で29本塁打していたブルース、19本塁打だったグランダーソンを他球団に放出した。故障者も続出し、27本塁打のコンフォート、17本塁打のセスペデスが今季絶望の見込みだ。残り30試合弱。青木の出場機会は増えそうで、来季へつながる大事な時間になる。

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2017年9月3日のニュース