太田―梨田の近鉄バッテリー 青森で43年ぶり再現 始球式で大歓声

[ 2017年6月29日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天3―2オリックス ( 2017年6月28日    弘前 )

<楽・オ>太田氏は捕手の梨田監督相手に始球式を行う
Photo By スポニチ

 青森県出身の太田幸司氏(65)が始球式を務めた。満員の観客から歓声を浴び「うれしかった」と感慨に浸り、「これをきっかけに毎年、子供たちのためにもプロ野球の試合を青森でやってほしい」と願った。

 三沢(青森)では甲子園で松山商(愛媛)と延長18回引き分け再試合の名勝負を演じ、プロ入り後も近鉄などで活躍。始球式では近鉄時代にバッテリーを組んだ63歳の楽天・梨田監督を相手に投げた。74年5月11日、青森県営球場で行われた日本ハム戦でもバッテリーを組んでおり、43年ぶりに再現。背番号18の楽天のユニホームに身を包み、右腕から投じた低めのボールは梨田監督が取り損ね「キャッチボールは良い感じだったのに、最後は失速した」と苦笑いを浮かべていた。

続きを表示

この記事のフォト

2017年6月29日のニュース