後輩・森コーチの死去 松中氏「ショック 気持ちの優しいやつなんですよ」

[ 2017年6月29日 16:19 ]

亡くなった森慎二コーチについて話す松中氏
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 28日に多臓器不全のために死去した西武・森慎二投手コーチ(享年42)の訃報に新日鉄君津(現新日鉄住金かずさマジック)時代の先輩だった元ソフトバンクの松中信彦氏(43)は「プライベートでもかわいがっていた後輩。ショックです…」と言葉を失った。

 29日、テレビ解説のため訪れたヤフオクドームで応対し「先週(22日)も(福岡市内で)一緒に食べて飲んだばかり。現役を終えたので食べる量は減るけど、森は焼酎のボトルを入れていたし、来月の16日にまた福岡に来るから飯食おうと話したばかりだった」と1週間前には体調の異変は感じなかったと語った。

 「当時の新日鉄君津を強くしたのは、投手は森が先頭でやったことが大きかった。プロでは向こうが(西武で)先に優勝し、僕も負けないぞと思った。いいライバルだった」と松中氏。プロ入り後は何度も対戦したが「当たったらすみませんね」と試合前に何度も内角攻めを予告されたが、実際、あまり厳しい攻めはしてこなかったといい「気持ちの優しいやつなんですよ」と故人を悼んだ。

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2017年6月29日のニュース