阪神・糸井が“古巣撃ち” ハム時代の天敵・金子に雪辱

[ 2017年6月7日 05:30 ]

交流戦   阪神11―4オリックス ( 2017年6月6日    京セラD )

6回2死二塁、糸井が中前適時打を放つ
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 天敵右腕を降板に追い込む一打だった。6―2の6回2死二塁。3打席無安打だった阪神・糸井が勝負所で快音を放った。オリックス・金子がフルカウントから投じた6球目。高めのチェンジアップをはじき返すと、遊撃手の真横を破る中前への適時打となった。

 「追加点を取れて良かったです」

 エース攻略への決定打だった。続く上本に四球を与えた直後に金子は降板した。前日5日には冗談を交えながら「(金子と対戦は)最悪(笑)。冗談やけど。打てるように頑張ります」と闘志を燃やしていた。日本ハム時代は対戦成績が35打数7安打で打率・200、2打点、1本塁打。苦杯を喫した相手に雪辱を果たした。

 なおも7回1死一塁からの第5打席でも左翼線への二塁打を記録した。3日の日本ハム戦から3試合連続で1番として出場して3試合連続安打。1番での成績も7試合で打率・370、1本塁打、7打点だ。また、守備では移籍後初めて右翼手として出場。盗塁も決めるなど走攻守で古巣に襲いかかった新戦力が、頼もしくみえた。(山本 浩之)

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2017年6月7日のニュース