東海大九州、意地の5点 4番・猪口「地震言い訳にしない」

[ 2017年6月7日 05:30 ]

全日本大学野球選手権第2日   東海大九州5―8天理大 ( 2017年6月6日    東京D )

初戦敗退となりガックリと引き上げる東海大九州ナイン
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 東海大九州は熊本地震に見舞われる厳しい環境下で11年ぶりに出場を果たし、一時は1点差に迫る必死の粘りを見せた。初回に浴びた満塁本塁打が響いて初戦敗退。南部正信監督は「初回以外はいい試合。ここに立つことが不思議なくらい。選手は強くなった」とねぎらった。

 地震の影響で専用グラウンドが使えず、熊本市内のグラウンドを転々。狭い練習場でティー打撃やゴロ捕球の基本を徹底もした。選手間の話し合いも増え、工夫しながら練習してきたという。3安打2打点の4番猪口は「自分たちは地震を言い訳にしない、その気持ちだけで頑張ってきた」と話し、悔しそうだった。

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2017年6月7日のニュース