ロッテ 台湾リーグ参加の平沢ら帰国「手ごたえを感じた」

[ 2016年12月20日 16:10 ]

 台湾で開催された「2016アジアウインターベースボールリーグ」に参加したロッテの平沢大河内野手(18)、成田翔投手(18)、原嵩投手(19)が19日に台湾から帰国した。3選手はNPBイースタン選抜として準優勝に貢献した。

 18試合に出場し打率・280、2本塁打、13打点の平沢は「通常は試合がない時期に実戦を行うことができたことでキャンプでやってきたことを試すことができました。キャンプでやってきたことが間違っていなかったという手ごたえを感じることができました。課題も見つかりましたので、このオフの期間と春のキャンプでしっかりと鍛えて2年目のシーズンに臨みたいと思います。海外でも長期滞在は初めての経験でしたが、とてもいい勉強になりました。やっぱり日本はいいですね(笑い)」と話した。

 成田は5試合11回を投げ1勝0敗、防御率6・54だった。左腕は「全体的には思うような投球は出来ませんでしたが、収穫はありました。それはストレートとスライダーで空振りをとれたことです。来シーズンにつながる収穫だと思います。食事に慣れるのに苦しみましたが、体重を落とさずに乗り切ることができました」と振り返った。

 原は6試合12回1/3を投げ0勝0敗、防御率2.92をマーク。「12月まで試合ができたことはとても良かったです。外国人バッターはパワーがあるのでストレート中心だと打ち返されてしまう。そこでうまく変化球を使って打ち取る事を学びました。また変化球でカウントをとることもできたのは自信になりました。食事に苦しんで、ちょっと体重を落としてしまったのですが、かなりいい体験をさせていただきました。この経験を2年目に絶対に生かしたいです」と来季に目を向けていた。

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2016年12月20日のニュース