岩隈 共同開発「今までにないサプリメント」

[ 2016年12月20日 19:18 ]

新商品発表会に臨んだ岩隈とエステプロ・ラボの佐々木広行会長
Photo By スポニチ

 マリナーズの岩隈久志投手が20日、インナービューティーメーカー「エステプロ・ラボ」と共同開発した健康補助食品を発表した。自ら監修した都内のジム・IWAアカデミーで会見に臨み、21日から発売される3商品を紹介した。

 「今までにないサプリメントができたと思う」と岩隈。発表されたのは主に練習中に摂るアミノ酸サプリメントの「プラクティスサイクル」。回復のため水素とミトコンドリアを補給する「リカバリーサイクル」。そして練習後に筋肉増加をサポートするエンドウ豆プロテインの「ストレングスサイクル」の3品。

 最大のコンセプトは「無添加」。保存料、白砂糖・人工甘味料、トランス脂肪酸などを不使用とし、含まないことにこだわった。

 従来のサプリメントやプロテインは添加物が多く「これは果たして本当に身体にいいものなのか」と疑問を抱いていたという。筋肉の合成を促進するプロテインは、日本初のエンドウ豆由来。アスリートに好まれる分解の早い動物性の「ホエイ」ではなく、腸や腎臓など消化器系に優しく良質のタンパク質が豊富。同じ植物性でも、大豆由来の「ソイ」ではアレルギー反応を起こすケースもあるので配慮。筋肉量を増やすHMBカルシウムも含有させた。

 「来年こそは優勝したい。プレーオフに進出したいとかではなく、その上を目指して。ケガなくチームに貢献して、そうなるように」と力を込めた岩隈。今季同僚だった青木は同じア・リーグ西地区で対戦の多いアストロズに移籍した。「楽しみですね。三振少なくてミートがうまくて、足も速い。絶対に出したくないバッター」とプライベートでも仲の良い同学年との対戦が待ち遠しい様子。自ら開発した3種の神器を携え、青木斬りと来季メジャー6年目での初優勝を誓った。

続きを表示

2016年12月20日のニュース