メッツ、テハダにウエーバー公示の手続き 昨季は危険走塁の被害者に

[ 2016年3月16日 11:45 ]

メッツのテハダ(上)はドジャースのアットリーと激しく接触する (AP)

 ESPNなど米国の複数メディアは15日、メッツがルベン・テハダ内野手(26)に対して事実上の戦力外となるウエーバー公示の手続きをとったと報じた。

 遊撃手のテハダは昨季、116試合に出場して打率2割6分1厘、3本塁打、28打点という成績。メッツはオフにカブレラ、ウォーカーと二遊間を守ることができる内野手を獲得し、昨季は96試合に遊撃手で先発出場したフローレスもいる。そうしたチーム事情から今回の措置がとられたと考えられるが、アルダーソンGMはこの件のコメントを差し控えている。

 メジャーリーグでは今季から二塁ベース上で見られる併殺崩しの走塁を排除する新ルールが採用されるが、テハダは昨季のプレーオフで走者からの激しいスライディングを受けたために右足を骨折。これが、新ルール採用を決める一つの要因となった。

 ウエーバー公示の手続きがとられた選手は、公示期間中に他球団のオファーを待つことになるが、FOXスポーツは親指の故障で主力ペラルタが長期離脱するカージナルスがテハダ獲得に動きそうだと伝えている。

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