鈴木長官、全球団に徹底調査要望 球界不祥事「対応後手」

[ 2016年3月16日 18:06 ]

 プロ野球で巨人に続いて複数の球団でも選手間の現金のやりとりが判明した問題で、スポーツ庁の鈴木大地長官は16日、東京都内で取材に応じ「(調査を)やったというのに(新たに)出てきて、対応も後手に回っている。全球団に徹底した調査をお願いし、これを機に洗いざらい出していただきたい」と強い口調で要望した。

 野球賭博など不祥事が相次ぎ、25日の開幕を不安視する声も出始めている。鈴木長官は「高校野球では何かあれば出場辞退というのもある。プロと学生の違いなのか、日本野球機構(NPB)がどう判断するのか。相談には乗りたい」と注視する考えを示した。

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2016年3月16日のニュース