青木 史上最高年俸グリンキー撃ち「彼から打てたのは大きい」

[ 2016年3月16日 05:30 ]

チームメートとハイタッチする青木(中央)(AP)

オープン戦 マリナーズ3―8ダイヤモンドバックス

(3月14日 スコッツデール)
 マリナーズの青木は14日(日本時間15日)、ダイヤモンドバックス戦に「1番・中堅」で3試合連続出場し、メジャー屈指の好投手から出場4試合連続となる安打をマークした。初回先頭でマウンドには、6年総額2億650万ドル(約233億3500万円)で加入したグリンキー。平均年俸約3440万ドル(約38億8700万円)は史上最高額、昨季両リーグトップの防御率1・66をマークした右腕の91マイル(約147キロ)速球を捉え、鋭く左前へはじき返した。

 「調子は良さそうじゃなかったが、グリンキーには変わりない。彼から打てたのは大きい。2安打のきのうより、さらに内容は良かった」。その後2打席はともに遊ゴロに終わったが、当たりは悪くなかった。

 オープン戦は「1勤1休」のペースで出場していたが、前日に初めて2試合連続出場。「きょうは出るとは思っていなかった」が、マ軍は2チームに分かれて戦うスプリットスクワッドゲームが組まれており、出番となった。ここ4試合は11打数5安打。「今はスイングを固めていく段階」とし、確かな前進にうなずいた。(石井孝尚通信員)

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2016年3月16日のニュース