藤浪 スローカーブ断念…金村コーチ「バラバラになっちゃった」

[ 2016年3月4日 06:52 ]

砂ごとすくい上げグラブトスする藤浪

 阪神・藤浪が甲子園球場で行われた残留組練習に参加。ブルペン投球で握りを変えたカーブを試投したが、途中でフォームを崩したため断念した。

 投球練習を見守った金村投手コーチは「握りを変えて、フォームの意識も変わってバラバラになっちゃった」と一部始終を明かした。

 ブルペンで握りをマイナーチェンジしスローカーブを試投。投げ始めは、抜群だったというが、球数を重ねるごとにフォームに狂いが生じてきたという。ブルペン投球後に一度、キャッチボールしシャドーピッチングでフォーム確認。再度、キャッチボールし、きっちりと修正した。

 次回、8日の西武戦(甲子園)での先発へ向けては「しっかり安定したフォームで再現性を高めるのが重要」と開幕へ向け、ギアチェンジを示唆した。(遠藤 礼)

続きを表示

2016年3月4日のニュース