オコエ、雄星撃ち左前打 2打席目できっちり修正「僕のスタイル」

[ 2016年3月4日 05:38 ]

<楽・西>5回無死一塁、左前打を放つオコエ

オープン戦 楽天1―8西武

(3月3日 倉敷)
 課題の速球派左腕を攻略した。楽天のドラフト1位・オコエは、最速157キロを誇る菊池と初対戦。2回の第1打席は151キロの直球をファウルにするなど粘ったが、最後はチェンジアップに泳がされ、空振り三振に倒れた。

 それでも「雄星さんは球が速いし、打者寄りでリリースするので近くに感じた。1打席目は焦っている感じになった」と反省。ベンチでタイミングを取りながら、イメージを膨らませていた。

 そして5回無死一塁での第2打席。初球、真ん中付近の146キロ直球を引っ張って三遊間を破った。「初球から甘い球が来たら振っていくのが僕のスタイル。たまたま良いコースに飛んでくれた」。菊池の直球を捉えた安打を首脳陣も評価。池山打撃コーチは「差し込まれていなかったし、対戦準備ができていた」と目を細めていた。(徳原 麗奈)

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2016年3月4日のニュース