特大弾だけじゃない今季のブランコ 激走見せた 生き残りに必死

[ 2016年3月4日 05:30 ]

<オ・ロ>3回、ブランコは中越えにソロを放つ

オープン戦 オリックス11―9ロッテ

(3月3日 京セラD)
 オリックスのオリックスのブランコが激走&特大弾で生き残りをアピールした。

 2回、先頭で涌井のカーブを左中間へ。打球が人工芝で大きく弾んだのを見ると巨体を揺らして二塁へ激走し、倒れ込むように頭から滑り込んだ。気迫あふれる二塁打が、この回の3点につながった。

 豪快なオープン戦1号は3回2死の第2打席。涌井の初球の甘い直球をフルスイングでバックスクリーンへ運び「直球を打ち損じることが多かったし、しっかりとらえることだけを考えていた。完璧に打ち返すことができたよ」と自賛した。

 ブランコが打線に勢いをつけ、終わってみれば毎回の19安打11得点でオープン戦初勝利。外国人枠を争うボグセビック、モレルも好調を維持しており、福良監督は「ブランコの走塁は伝わってくるものがあった。外国人はいい競争。投手と野手の数をどうするかも考えないといけない」と悩ましげだった。

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2016年3月4日のニュース