ヤクルト・古野　440万円アップの1800万円で更改　前半フル回転

都内の球団事務所で契約を更改したヤクルトの古野

　ヤクルトの古野正人投手（２９）が１日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１３６０万円から４４０万円アップとなる来季年俸１８００万円でサインした（金額は推定）。

　今季は主に前半戦で先発、中継ぎでフル回転し、２７試合で４勝（３敗）を挙げたが、７月３日の広島戦（マツダスタジアム）では先発で初回に５失点するなど５回７失点で前田健との投げ合いにも惨敗。「あの試合から考えすぎてしまい、気持ちを切り替えられなかった」と話すように、その試合をきっかけとして調子を落とし、チームが優勝に向かって一丸となった９月以降は２軍暮らしとなった。１年を通して安定した投球を目指す来季に向けて「悪いときに、どうやって投げるかが課題。先発でも中継ぎでも、言われたところで投げたい」と意気込みを語った。