米野球専門誌　今季最優秀球団にパイレーツ、３年連続ＰＯ進出評価

球場スタッフとともにグラウンドにシートをかけるパイレーツの選手たち　（ＡＰ）

　米国の野球専門誌「ベースボールアメリカ」は１１月３０日、今季の最優秀球団にパイレーツを選出した。

　地区優勝こそ逃したが、今季のパイレーツは強豪ひしめくナ・リーグ中地区において、９８勝６４敗という好成績で３年連続プレーオフ進出。同球団は１９９２年に９６勝を挙げているが、１９９３年から２０１４年までの２２年間で、それ以上の勝利数をマークしたことはなかった（球団史上シーズン最高勝利数は１９０９年の１１０勝）。

　この知らせを受け、ニール・ハンティントンＧＭ（４６）は「これはチームに与えられたもの。すべての職員が重要な存在で、裏方だろうがオーナーだろうが関係ない」とコメント。「我々は知性に溢れ、仕事熱心な職員に恵まれている。そういった人々が、パイレーツをまた一歩前進させてくれる」と続け、球団の一体感を強調していた。