マーリンズが仰天人事!新打撃コーチ候補に本塁打王のボンズ氏

[ 2015年12月1日 08:54 ]

バリー・ボンズ氏 (AP)

 NBCスポーツなど米国の複数メディアは11月30日、メジャー歴代1位となる通算762本塁打をマークしたバリー・ボンズ氏(51)が、マーリンズの新打撃コーチ候補に挙がっていることを報じた。

 CBSスポーツの名物記者であるジョン・ヘイマン氏も、チームの上層部がここ数週間、ボンズ氏招へいに向けて話を進めているというリポートを入れており、フランク・メネキーノとともに打撃コーチ2人制とする構えであるとのこと。ボンズ氏はこれまで、ジャイアンツの春季キャンプで臨時の打撃コーチを務めたことはあったが、もし、就任が決まれば、フルタイムでは初めてとなる。

 22年間のメジャー生活でボンズ氏はシーズンMVP7回、本塁打王2回、シーズンに30本以上の本塁打と30個以上の盗塁を記録する「30-30」をメジャー史上最多の5回マークし、オールスター戦には14度選出。外野手としてゴールドグラブ賞も7度獲得するなど華々しい実績を残したが、薬物使用疑惑のため、その評価は決して高くない。コーチすることが好きであるとも伝えられており、今後は指導者として活躍を見せる可能性を秘めている。

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2015年12月1日のニュース