オリ伊藤、京セラD改善要望 跳ね過ぎグラウンド「やりにくい」

[ 2015年12月1日 07:35 ]

納会で司会進行をつとめる伊藤

 オリックスの選手会納会が神戸市内であり、伊藤光捕手(26)の会長続投が承認された。所信表明では打球が跳ね過ぎる本拠地・京セラドーム大阪のグラウンド問題に言及。「ホームチームでもやりにくいですし、あれだけ跳ねると硬式野球ではない。改善を要望したい」と訴えた。

 顕著だったのは5月31日の広島戦だ。1点リードの7回、守備力に定評のある中堅手の駿太が高く跳ねた中前打で頭を越され、逆転負けにつながった。しかも、その敗戦で自力優勝が消滅。6月2日に当時の森脇監督の休養が発表される“悲劇”にまでつながった。

 実はこれまでも選手側から改善要求は出ていたが、球団には対策の動きがなかった。あらためて会長自ら先頭に立って要求する考えで、「正直、他の球場と違いすぎる。ホームなのに有利になっているか分からない」と早期改善を熱望した。

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2015年12月1日のニュース