カージナルス傘下右腕、マリフアナ陽性反応で50試合の出場停止

[ 2015年11月10日 15:31 ]

ブルペンで投球練習する投手 (AP)

 大リーグ機構は9日、マリフアナの陽性反応が出たとして、カージナルス傘下の2Aスプリングフィールドに所属する先発右腕アレックス・レイズ投手(21)に対して50試合の出場停止処分を科した。同投手は現在参加しているアリゾナ秋季リーグの残り10試合、来季も開幕から40試合に出場することができない。

 レイズはドラフトではなく、フリーエージェントでカージナルスと2012年に契約。3年目の今季はルーキーリーグからスタートして2Aにまで昇格。所属した計3球団で登板した22試合にすべて先発し、5勝7敗、防御率2・49の成績を残した。

 7月には米国の野球専門誌「ベースボール・アメリカ」での有望選手ランキングで10位に名を連ねたレイズの不祥事は球団にとって痛手。本人も「すべての責任は自分にある。失望させてしまった家族、ファン、チームメート、そしてカージナルス球団に対して謝罪したい」と反省の色を見せている。

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2015年11月10日のニュース