通算630本塁打グリフィー氏ら15人が新たに米殿堂候補入り

[ 2015年11月10日 11:02 ]

マリナーズ時代のケン・グリフィー・ジュニア氏 (AP)

 全米野球記者協会は9日、2016年の米国野球殿堂入り選手の候補者を発表。新たな候補者に通算630本塁打を記録したケン・グリフィー・ジュニア氏(45)、メジャー歴代2位の通算601セーブを挙げたトレバー・ホフマン氏(48)など15人が名を連ねた。

 殿堂入りは同協会に在籍10年以上の記者による投票で75パーセント以上の得票が必要。結果は来年1月6日(日本時間7日)に発表される。15年の殿堂入り選手の中で、ランディ・ジョンソン、ペドロ・マルティネス、ジョン・スモルツの3氏がいずれも候補1年目で一発選出を果たしたが、今回もグリフィー、ホフマンの両氏が同様に選出される可能性がある。

 また、通算427本塁打を放ち、捕手として出場した試合での396本塁打はメジャー史上最多というマイク・ピアザ氏(47)も、昨年は69・9パーセントの得票率を集めており、メディアは今回が殿堂入りの好機と伝えている。同氏はドジャース時代に野茂とバッテリーを組み、日本でもお馴染みの選手だった。

 その他、昨年の得票率を見ると、アストロズ一筋15年間で通算449本塁打のジェフ・バグウェル氏(47)は55・7パーセント、俊足巧打の外野手として通算2605安打、808盗塁のティム・レインズ氏(56)が55パーセントとしており、どれだけ票を伸ばせるかが注目される。

続きを表示

この記事のフォト

2015年11月10日のニュース