前西武・田中が最速146キロ「スピードに関してはアピールできた」

[ 2015年11月10日 13:50 ]

12球団合同トライアウト

(11月10日 静岡・草薙)
 プロ野球の12球団合同トライアウトが10日、静岡・草薙球場で行われた。

 今季10年目でプロ初勝利を挙げた前西武の田中靖洋投手(28)も参加。打者3人に投げ、直球は最速146キロをマークした。ヤクルト・由規の弟でBCリーグ・福島でプレーする佐藤貴規に左越え二塁打を打たれるなどしたが、「スピードに関してはアピールできたと思う」と話した。

 フェニックスリーグで左脇腹を痛めたものの「もう大丈夫。やっと間に合った感じ」という。「緊張して吐きそうだった」とアピールの舞台を振り返った田中は各球団からの吉報を待つ。

 田中は今季18試合に登板、9月12日の日本ハム戦でプロ初勝利を挙げたが、10月27日に西武から来季の契約を結ばないことを通告され、この日のトライアウトに挑戦した。

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