ソフトB 逃げ切ってシリーズをタイに 秋山監督「ハラハラドキドキ」

[ 2014年10月26日 21:51 ]

日本シリーズ<神・ソ>インタビューを受ける秋山監督

日本シリーズ第2戦 ソフトバンク2―1阪神

(10月26日 甲子園)
 ソフトバンクが第1戦の雪辱を果たしてシリーズを1勝1敗のタイとした。

 前日の大事な第1戦で阪神に完敗を喫したソフトバンク。この日の第2戦は僅少差の試合をものにした。

 打線は初回、内川の適時打で阪神の先発・能見からいきなり先制すると続く4回にも第1戦でノーヒットの李大浩が左越えソロを放ち追加点を挙げた。

 先発の武田は初回から圧巻の投球を見せて5回までパーフェクトピッチング。6回2死から代打・狩野に初安打を許し、続く西岡にも右翼線へ打球を運ばれて1点を失ったが、後続を断って7回3安打1失点と阪神打線を黙らせた。その武田のあとを8回から五十嵐、9回はサファテとつないで前半の2点のリードを守り切った。

 最後は「ハラハラドキドキしていた」という秋山監督は「度胸があると思う。立ち上がりから自分の形で試合に入っていた」と初めての日本シリーズのマウンドで好投を見せた武田を評価。そして「勝負強さを見せてくれた。先に点を取れたのが大きかった」と先制打の内川にも目を細めた。

 この勝利でシリーズをタイにして地元の福岡へ。「地元に戻って自分たちの野球をまたできればと思う。一戦一戦勝ちにこだわりたい」。指揮官の思いはすでに第3戦へと向いていた。

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2014年10月26日のニュース