ロ軍指揮官 なぜ強攻策?青木 痛恨の併殺打で流れが変わる

[ 2014年10月26日 15:56 ]

代打の青木は一ゴロ併殺打に終わる

ワールドシリーズ第4戦 ロイヤルズ4―11ジャイアンツ

(10月25日 サンフランシスコ)
 試合の流れが大きく変わる併殺打だった。ロイヤルズの青木は6回、無死一塁の場面で代打として登場。バットの芯を外れたあたりは一塁正面のゴロ。一塁走者も青木自身もアウトになり、ロイヤルズは好機を逸した。

 4―4のタイスコア。無死一塁でヨースト監督は青木の代打を決めた。2戦目まで8の0。3戦目はスタメン落ちしたが、「ノリはここまでずっといいスイングをしている。あそこは1点狙いではなかった」と犠打のサインを出さず、強攻策で攻めた。

 結果は最悪の併殺。「ほんのちょっとの差。少しずれた」と青木。その裏に逆転を許し、7回にはダメ押しの4点。どちらに流れが声を落とした。流れは相手に傾き、その裏に3失点すると、さらに七回にも4点を失った。11失点の大敗。2勝2敗のタイだが、5戦目以降の展開に影響を与えかねない内容だった。

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2014年10月26日のニュース