東海大相模 初戦で姿消す…“ドクターK”吉田「来年は自分が」

[ 2014年8月16日 17:23 ]

<東海大相模・盛岡大付>勝ち越しを許し、左腕の小笠原(10)にマウンドを譲る先発の青島

第96回全国高校野球選手権大会2回戦 東海大相模3―4盛岡大付

(8月16日 甲子園)
 4年ぶり9度目の出場となった東海大相模(神奈川)は、チーム打率・421を誇る打線が盛岡大付・松本を攻略できず、悔しい初戦敗退となった。

 初回に2点を先制したが、その後は8回まで散発3安打と沈黙。9回2死から小酒井の右前適時打で1点差まで詰め寄ったが、反撃はそこまでだった。「相手の松本投手は変化球の精度が高いと(選手には)言ってきた。その通りだったが、結果が結びつかなかった」と門馬敬治監督。

 最速140キロ超の投手4人を擁し、甲子園に乗り込んできた。先発・青島は2回にソロ本塁打を浴びたものの、テンポのいい投球で5回まで3安打無失点9奪三振と好投。しかし疲れがみえた6回、2死からこの日初めて四球を与えると、そこから3安打を許して逆転された。

 神奈川大会決勝で20三振を奪った2年生右腕・吉田は8回から登板し、2イニングを無安打3奪三振と大器の片りんをみせたが、勝利を呼び込めずガックリ。「自分の投球はできた。来年は春夏と甲子園で戦い、自分が引っ張って日本一を目指したい」と悔しさを胸に刻んだ。

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