桜美林片桐部長　聖地での表彰に感激…８人に「育成功労賞」

　高校野球の育成、指導に尽力した責任教師や監督を称える「育成功労賞」の表彰式が第１試合の前に行われ、桜美林（西東京）が７６年に初出場優勝した際の主将で、現在は東京都高野連の監事も務める同校の片桐幸宏部長（５５）ら８人が記念の盾を受け取った。ユニホーム姿で甲子園のグラウンドに立った片桐部長は「子供たちにとっても指導者にとっても聖地の甲子園で表彰されて光栄です。今後は自分を育ててくれた野球、甲子園に少しでも恩返ししたい」と感慨深げだった。