頼みの救援陣不調も…オリ“あきらめない気持ち”で13安打粘り勝ち

[ 2014年8月12日 23:27 ]

<西・オ>西武に勝利しハイタッチする岸田(中央)らオリックスナイン

パ・リーグ オリックス7―4西武

(8月12日 西武D)
 オリックスは楽天戦が3日連続で雨天中止となり、6日ぶりの試合。救援陣の不調もあって4度追いつく西武の粘りにてこずったが、最後は打線が勝負強さを発揮して接戦を制した。

 安達は3安打3打点の活躍で勝利に貢献。1―1の5回2死一、三塁から左前適時打を放ち、2―2の8回には先頭で右前打を放ってペーニャの勝ち越し適時打を呼び込んだ。4―4の延長11回、伊藤の四球と平野恵の左前打で築いた無死一、三塁の好機では、西武6番手・田中の初球の直球を捉えて右中間へ抜ける2点三塁打。死闘に決着をつけたヒーローは「1点でもいいから点が取りたかった」と振り返り、「苦しい試合になったけどベンチもあきらめずにやっていた」と“最後まであきらめない気持ち”が白星を呼んだと喜んだ。

 首位を走るソフトバンクは9連勝と絶好調。負けられない試合を13安打のしぶとい攻撃でものにし、4・5差をキープした。

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2014年8月12日のニュース