東邦打線が20安打と大爆発!バンビ2世も8回3失点と粘投

[ 2014年8月12日 10:31 ]

<日南学園・東邦>日南学園戦に先発した東邦・藤嶋

第96回全国高校野球選手権大会1回戦 東邦11―3日南学園

(8月12日 甲子園)
 第96回全国高校野球選手権大会第2日は12日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、第1試合では6年ぶり16回目出場の東邦(愛知)が3年ぶり7回目出場の日南学園(宮崎)に11―3で快勝した。打線が20安打11点と大爆発、“バンビ2世”の1年生右腕・藤嶋も8回9安打3失点と粘りの投球、前回出場の2008年に続き、初戦を突破した。

 東邦は初回、先頭の鈴木が中前にヒットを放つと、これを好走塁で二塁打とし、送りバントは失敗に終わったものの、3番・児玉の中前適時打で1点を先制。2回には3連打で無死満塁とし、日南学園は先発左腕・横川を降板させ、1死後に9番・松原が一塁線へ絶妙なスクイズを決めて1点を追加した。

 3回には2死から死球と四球で一、二塁とし、工藤の中前適時打、溝口の左翼線適時二塁打、死球をはさんで松原の三塁強襲安打、2番手の柳を攻略し、計3点を奪った。

 5回には藤嶋が3点を失ったものの、その裏、2死二塁から松原の右翼線適時二塁打、鈴木の右越え適時三塁打、児玉の左前適時打で3点を奪い、再びリードを5点に広げた。6回には再びマウンドに上がった横川を攻め、1死二塁から7番・溝口が右越えに2ランでダメ押しした。8回にも2死二、三塁から鈴木の右前適時打で1点を加えた。

 日南学園は5回に1死二、三塁から田久見の右前2点適時打、萩原の左中間への適時二塁打で3点を返しが、宮崎大会4試合で1失点の2本柱が大誤算だった。

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