春日部共栄監督「会心のゲーム」 昨春センバツV左腕対策が奏功

[ 2014年8月12日 05:30 ]

<龍谷大平安・春日部共栄>初回1死二、三塁、春日部共栄の小林は左前適時打を放つ。投手・元氏

第96回全国高校野球選手権大会1回戦 春日部共栄5―1龍谷大平安

(8月11日 甲子園)
 鮮やかすぎる速攻に、春日部共栄の本多監督も「信じられません。ちょっとうるっときた。これこそ会心のゲーム」と驚いた。

 龍谷大平安の左腕・元氏を初回に攻略。1番・清水の左前打から敵失を絡めて守屋の中犠飛で先制すると、金子、長岡、小林の3連続適時打で一挙5点だ。昨年センバツ優勝の浦和学院の左腕・小島を打つためにやってきた左腕対策が奏功。試合前には、じゃんけんに勝って「出はなをくじこう」と普段と違う先攻を取ったのも生きた。初回に左前へ見事な流し打ちの4番・原田は「左腕相手に体が開いたら負け。体がしっかり反応しました」と胸を張った。

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2014年8月12日のニュース