阪神 首位巨人に0・5差!メッセ 投げて打って対G戦シーズン4勝

[ 2014年8月12日 21:25 ]

<巨・神>5回1死二、三塁、鳥谷の右犠飛で三走・メッセンジャーが巨体を揺らして生還

セ・リーグ 阪神4―3巨人

(8月12日 東京D)
 2位・阪神がメッセンジャーの投打の活躍で首位攻防第1ラウンドに競り勝ち、首位・巨人に再び0.5ゲーム差と肉薄した。

 同点の5回、先頭のメッセンジャーが杉内から右中間二塁打。1死二、三塁と攻め鳥谷の右犠飛でホームに滑り込み勝ち越しのホームを踏んだ。そして続く6回にも1死満塁で中前にはじき返す2点適時打。自らのバットで杉内をマウンドから引きずり降ろした。

 3点リードのその裏、メッセンジャーは3連打で1点を失い、なおも無死満塁と絶体絶命のピンチを迎える。だが、井端を直球で空振り三振、代打セペダを152キロの直球で見逃し三振、代打ロペスをフォークで空振り三振と3者連続三振に斬り、最少失点でピンチを切り抜けた。

 結局、6回を8奪三振の6安打2失点で4年連続の10勝目。対巨人戦は今季4勝で阪神の外国人投手ではシーズン5勝を挙げた88年のキーオ以来、26年ぶりとなった。

 阪神は首位攻防の3連戦で先勝。13日も勝てば今季初めて単独首位に浮上する。

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