メッセ「何とか優勝したいから」 トップタイ10勝目もチームの勝利強調

[ 2014年8月12日 21:51 ]

<巨・神>メッセンジャー(中央)は10勝目を挙げ笑顔でナインとハイタッチ

セ・リーグ 阪神4―3巨人

(8月12日 東京D)
 阪神・メッセンジャーが6回を8奪三振の6安打2失点に抑え、リーグトップタイの10勝目を挙げた。

 「最高の気分。みんながいい仕事をした」

 投手としての見せ場は6回。3点リードで1点を返されなおも無死満塁のピンチ。ここで一段ギアを上げると、井端、セペダ、ロペスを3者連続三振に斬って最少失点に抑えた。

 「最後の力を振り絞った。抑えられて良かった」

 バットでも5回に先頭で右中間二塁打。犠飛で勝ち越しの生還を果たすと、6回には2点適時打と自らのバットで杉内をマウンドから引きずり降ろした。

 「(2点打は)チェンジアップが浮いてきてラッキーな面もあったが、とにかくチームプレー。何とか優勝したいから」

 対巨人戦はこれでシーズン4勝。チームは首位・巨人に0・5ゲーム差とした。右腕の存在がリーグ制覇への大きな原動力となる。

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