ソフトB スタン4年ぶりの2桁勝利に「ヒサシブリネ」

[ 2014年8月12日 22:00 ]

<ソ・楽>お立ち台でハニーズに囲まれ笑顔でガッツポーズする金子(左)とスタンリッジ

パ・リーグ ソフトバンク2―1楽天

(8月12日 熊本)
 ソフトバンクが楽天に逆転勝ちして連勝を11年以来3年ぶりとなる9にまで伸ばした。

 0―1と1点をリードされた6回、金子が左中間へ2点適時二塁打を放ち逆転。このリードを先発スタンリッジからサファテの投手リレーで逃げ切った。

 6回に殊勲の逆転打を放ったプロ11年目の金子は「気持ちいいです」と自身初のお立ち台で笑顔。「次の打者に四球でも何でもよいからつなごう」。そう臨んだ打席で楽天先発の辛島から10球粘った後、11球目のチェンジアップをとらえると、打球は左中間にポトリと落ち、二人の走者をホームに迎え入れた。

 「いいところに落ちてくれてよかった」と8月3日にスタメン起用されてからチームは負けていない勝ち運を持つ金子は再び笑顔で逆転打を振り返った。

 投げては先発のスタンリッジが「自分は自分の仕事をするだけ」という思いでマウンドに上がり、8回まで投げて4安打1失点と安定の投球を見せて10勝目。「ヒサシブリネ」と日本語で阪神時代の10年以来4年ぶりとなる2桁勝利を喜んだ。

 「守備陣もよく守ってくれたし、キャッチャーの細川もよくリードしてくれた。いいところでタイムリーヒットを打ってくれた」と試合を振り返り、最後に指揮官の故郷である熊本のファンの大きな声援に「アリガトウゴザイマス」と日本語で応えた。

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2014年8月12日のニュース