東邦20安打!指揮官も驚きの猛打ショー「こんなに打つとは…」

[ 2014年8月12日 11:34 ]

<日南学園・東邦>6回1死二塁、溝口が右越えに2ラン本塁打を放つ。投手横川

第96回全国高校野球選手権大会1回戦 東邦11―3日南学園

(8月12日 甲子園)
 東邦が日南学園の自慢の2本柱を攻略して20安打11得点。1番・鈴木、6番・工藤、7番・溝口の3人が4安打、3番の児玉が3安打、9番の松原も2回に絶妙なスクイズを決めるなど2安打3打点と打ちまくった。

 「練習で振りがよくなってはいたが、こんなに打つとは思わなかった」と森田監督も驚く猛打ショー。3長打を含む4安打の鈴木は「芯に当てて強い打球を打つことだけ考えた」と振り返る。

 宮崎大会4試合で1失点の両投手に対し、指揮官が与えた指示は「狙い球を決めてセンターへ打つ意識」。5回無死一塁の場面でそこまで2安打の溝口に送りバントのサイン。これをきっちり決めた7番打者は続く6回の打席で右越え2ラン、8回にも中前打と4打数4安打3打点の大当たりだった。

 投打ががっちりかみ合っての勝利。峰主将は「緊張せずに普段通りのプレーができた。愛知大会で好投手に勝ってきたので自信を持てている」と胸を張り、森田監督も「次に向けて楽しみなゲームでした」と手応えを感じていた。

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