ソフトB 60勝一番乗り 先発全員安打を決めた長谷川「早く打たないと」

[ 2014年8月8日 22:48 ]

<ソ・日>お立ち台でガッツポーズする長谷川(左)と明石

パ・リーグ ソフトバンク7―2日本ハム

(8月8日 ヤフオクD)
 ソフトバンク打線が序盤から爆発。14安打7得点で両リーグトップで60勝に到達した。

 1―1と同点の3回に李大浩の左前適時打で勝ち越すと、その後も2点を追加してこの回3得点。5回には長谷川の6号2ランでリードを広げたソフトバンク打線は前半5回までに先発全員安打を記録した。

 「2打席終わって、あれ、俺だけかなあ」と5回に6号2ランを放ち、チームの先発全員安打を決めた長谷川は4回の時点でヒットがないのは自分だけとわかっていた。「自分が打てば先発全員安打だな。早く打たないと」。そんな焦りを感じていた打席で勝負を決める1打。「打ったのはカーブかスライダーだと思う。真ん中に入ってきましたからね。うれしかった」と、安どの表情を浮かべた。
 
 この日3安打と大当たりの明石は、その長谷川の一発の直後に放った3打席目のセンター前ヒットに手応えを感じているようで「いい形で打てた」と充実の表情を見せた。

 この勝利で貯金を24とした秋山監督は「細川の同点打が大きかった」と、その2人ではなく1点を先制された直後にすぐ同点に追いついたことを評価。「摂津にしても投手が試合を作ってくれる」。投打の噛み合った勝利で今季3度目の6連勝を挙げた指揮官は思わず頬が緩んだ。

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2014年8月8日のニュース