中日・和田 今季絶望的 2000安打残り15本も来季持ち越し

[ 2014年8月8日 05:30 ]

骨折した右手をギブスで固定し、球場に姿をみせた和田
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 6日の広島戦(ナゴヤドーム)で右手首に死球を受け、舟状骨(しゅうじょうこつ)を骨折した中日・和田一浩外野手(42)の今季中の復帰が絶望的となった。通算2000安打にあと15本と迫っていた。

 和田は7日、名古屋市内の病院で再検査を受け「4~6週間は(ギプスで)固定しないといけない。その間はバットが振れない」と現状を語った。手術は受けないという。「ひと月で戻れるなら戻りたいけど、状態による。チームはまだまだ優勝も狙えるし、一日でも早く戻れる方法を探したい」と前向きに話したが、リハビリ期間も含めると、全治には2カ月近くを要する見込み。レギュラーシーズン中の復帰は極めて難しい状況だ。今季は90試合の出場で打率・281、16本塁打、65打点。今後1週間は安静に努め、その後の様子を見てリハビリを開始する。仮にシーズン終盤に復帰できたとしても、2000安打達成は来季に持ち越しとなる可能性が高い。大台を目前にしての無念の長期離脱となった。

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2014年8月8日のニュース