601試合連続救援登板の五十嵐ら月間MVP 今季絶望の和田も

[ 2014年8月8日 14:12 ]

7月度パ・リーグ月間MVPを受賞しガッツポーズするソフトバンク内川(左)と五十嵐

 セ、パ両リーグは8日、7月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、セは阪神・岩田稔投手(30)と中日・和田一浩外野手(42)、パはソフトバンクの五十嵐亮太投手(35)と内川聖一外野手(32)が選ばれた。

 岩田は初受賞。五十嵐はパでは初受賞だが、ヤクルト時代の2004年7月にも受賞。和田はセで2度目、西武時代を含め3度目、内川はパで3度目、横浜時代を含め4度目の受賞となった。

 岩田は7月、5試合に登板して4勝0敗、防御率1・25の成績。和田は7本塁打21打点、打率3割9分7厘と活躍し、野手ではセ・パ両リーグを通じ、史上最年長での受賞たが、今月6日の広島戦(ナゴヤドーム)で右手首に死球を受け、舟状骨(しゅうじょうこつ)を骨折。通算2000安打にあと15本と迫りながら今季中の復帰は絶望的となっている。

 10年ぶり受賞の五十嵐は13試合に登板し、プロ野球新記録の月間12ホールド(1セーブ0敗)をマーク、防御率0・68と安定した成績を残し、前日7日の西武戦では8回に登板し、デビューから601試合連続救援登板のプロ野球記録も更新した。内川は2本塁打20打点、打率3割3分の好結果を残した。ソフトバンク選手のW受賞は10年3、4月度の杉内俊哉投手、川崎宗則内野手以来、7度目。

 ▼五十嵐 チーム状況がいい中で自分の仕事が増えた。好不調の波を小さくできたことがいい成績につながったと思う。

 ▼内川 6月にリハビリをしていたので、復帰してひと月で取れるとは思わなかった。回りが頑張れ頑張れと応援してくれた結果だと思う。

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